調査日:2022年7月6日
再調査日:2022年11月18日
JR上野駅は東京都台東区にある駅です。
北海道・東北・上越・秋田・山形・北陸の各新幹線と山手線・京浜東北線・宇都宮線(東北本線)・高崎線・常磐線・上野東京ラインが乗り入れます。
以前は「東京の北の玄関口」とも呼ばれていましたが、新幹線と上野東京ラインが東京駅まで直通したことにより、上野駅を発着する列車は大幅に減りました。それでもターミナル駅の風格が漂い、旅情を掻き立ててくれる駅です。
駅周辺は上野公園やアメヤ横丁などがあり、散策するのが楽しいエリアですよ。
JR上野駅のコインロッカーは全部で13ヶ所
JR上野駅のコインロッカーは、改札内に7ヶ所、改札外に6ヶ所の計13ヶ所です。
場所の表示はあったりなかったりするので、おおよその場所は自分で覚えておきましょう。
【改札内】1階中央改札内[中央改札76]
1階中央改札内を入って右側、指定席券売機の横にコインロッカーがあります。
- 400円の小:7個
- 500円の中:6個
- 700円の大:6個
大型のコインロッカーがあるので、大きいスーツケースも入れられそうですね。
支払い方法は、硬貨のほかに千円札とPiTaPaを除く交通系ICカードが利用できます。
【改札内】1階中央改札内[中央改札74・75](17番線脇)
1階中央改札内[中央改札76]のコインロッカーがある通路の反対側にもコインロッカーがあります。
- 400円の小:19個
- 500円の中:17個
- 700円の大:17個
こちらにも大型のコインロッカーがあります。大きいスーツケースでも大丈夫そうですね。
支払い方法は、硬貨のほかに千円札とPiTaPaを除く交通系ICカードが利用できます。
こちらには「17番線脇」のロッカー名がつけられています。
【改札内】1階中央改札内[中央改札71〜73]
1階中央改札内[中央改札74・75](17番線脇)のコインロッカーをさらに奥へ進むと、右手に3階へあがるエスカレーターが現れます。
そのエスカレーターの左側にもコインロッカーがあります。
- 400円の小:9個
- 500円の中:8個
- 700円の大:8個
通路正面を向く[中央改札73]のコインロッカーの支払い方法は、硬貨のほかに千円札と交通系ICカードが利用できます。
- 400円の小:32個
- 500円の中:17個
- 700円の大:5個
線路沿いの[中央改札71・72]のコインロッカーの支払い方法は、PiTaPaを除く交通系ICカードのみです。
なお、青色の部分小・中・大4個ずつは「To Locca(トロッカ)」と呼ばれる予約専用のロッカーで、料金体系が異なります。のちほど別の項でくわしく紹介します。
【改札内】中2階中央改札内[中1]
中央改札入って左側にあるエスカレーターと階段を上がった中2階にコインロッカーがあります。
- 400円の小:8個
- 500円の中:7個
- 700円の大:7個
こちらにも大型のコインロッカーがあるので、大きいスーツケースも入れられそうですね。
支払い方法は硬貨のほかに、千円札とPiTaPaを除く交通系ICカードが利用できます。
【改札内】中2階しのばず口連絡通路内[忍40・41]
中2階中央改札内[中1]のコインロッカーがある通路をさらに奥へ進むと通路は左に折れ、少し天井の低い通路になります。ここが「しのばず口連絡通路」でこの通路内にもコインロッカーがあります。
- 400円の小:20個(うち10個は交通系ICカード専用)
- 500円の中:18個(うち9個は交通系ICカード専用)
- 700円の大:18個(うち9個は交通系ICカード専用)
こちらにも大型のコインロッカーがあり、大きいスーツケースも入れられそうですね。
支払い方法は、左側の白いコインロッカーは硬貨のほかに千円札とPiTaPaを除く交通系ICカード、右側の黄緑色のコインロッカーはPiTaPaを除く交通系ICカードのみとなります。
【改札内】中2階しのばず口連絡通路内[忍36・37]
中2階しのばず口連絡通路内[忍40・41]のコインロッカーの反対側にもコインロッカーがあります。
- 400円の小:7個
- 500円の中:32個
- 700円の大:5個
支払い方法は硬貨のほかにPiTaPaを除く交通系ICカードが利用できます。
なお、[忍36]の青色の部分小・中・大4個ずつは「To Locca(トロッカ)」と呼ばれる予約専用のロッカーで、料金体系が異なります。のちほど別の項でくわしく紹介します。
【改札内】3階公園改札内[公1〜9]
西側上野公園に面した公園改札を入ってすぐ右側の通路内にもコインロッカーがあります。
なお、公園改札と中央改札・不忍改札とはホームを経由するか、1階中央改札内[中央改札71〜73]コインロッカー横のエスカレーターを利用しての行き来となります。
[公1][公2]のコインロッカーは時間制です。
- 3時間まで200円(以後24時間ごとに400円)の小:42個
- 3時間まで300円(以後24時間ごとに500円)の中:24個
支払い方法は硬貨のほかにPiTaPaを除く交通系ICカードが利用できます。
[公3]〜[公9]のコインロッカーは、従来どおりの課金方法です。
- 400円の小:123個(うち10個は交通系ICカード専用)
- 500円の中:52個(うち8個は交通系ICカード専用)
- 700円の大:32個(うち24個は交通系ICカード専用)
支払い方法は硬貨のほかにPiTaPaを除く交通系ICカードが利用できます。なお[公4]と[公7]のコインロッカーは交通系ICカード専用です。
以上が改札内にあるコインロッカーです。
【改札外】地下通路内[地下1〜3]
ここからは改札外のコインロッカーを紹介します。
東京メトロ上野駅北側地下通路内、出入口7と8のあいだにあるコインロッカーです。東京メトロが管理していても良さそうな場所ですが、JR東日本のコインロッカーが置かれています。
- 400円の小:23個(うち16個は交通系ICカード専用)
- 500円の中:20個(うち14個は交通系ICカード専用)
- 700円の大:20個(うち14個は交通系ICカード専用)
黄緑色の[地下2]のコインロッカーの支払いには、硬貨のほかにPiTaPaを除く交通系ICカードが利用できます。それ以外の[地下1][地下3]のコインロッカーはPiTaPaを除く交通系ICカード専用となります。
なお、[地下1]の青色の部分小・中・大3個ずつは「To Locca(トロッカ)」と呼ばれる予約専用のロッカーで、料金体系が異なります。のちほど別の項でくわしく紹介します。
なおこの地下のコインロッカーへ向かうのには、中央改札グランドコンコース内「アトレイースト」のエスカレーターを使うと比較的近くて便利です。
浅草口手前のアトレの階段に「コインロッカー」の案内表示がありますが、この階段だと少し遠くなってしまうので、エスカレーターを使いましょう。
【改札外】1階中央改札外浅草口ロッカールーム[A〜O](中央改札外)
1階中央改札すぐ南側の浅草口には、JR上野駅構内最大となる約350個のコインロッカーを擁するコインロッカールームが設けられています。
横幅広めの大型ロッカーや特大ロッカーも設置されていますよ。
- 400円の小:130個(うち2個は交通系ICカード専用)
- 500円の中:112個(うち27個は交通系ICカード専用)
- 700円の大:95個
- 700円の大(横幅広め):10個(すべて交通系ICカード専用)
- 1,000円の特大:10個(すべて交通系ICカード専用)
支払い方法は硬貨のほかにPiTaPaを除く交通系ICカードが使えます。
[A]〜[O]のうち[E][I][N]は交通系ICカード専用、[K]は予約専用の「To Locca(トロッカ)」となっています。
【改札外】中2階不忍改札外[忍45・J42忍・忍46](不忍改札外)
中2階にある不忍改札の前にもコインロッカーがあります。
こちらには硬貨専用ロッカーと時間制のロッカーも設置されています。
- 400円の小:41個
- 500円の中:6個
こちらのコインロッカーは、硬貨のほかに千円札とPiTaPaを除く交通系ICカードが利用できます。
- 400円の小:2個(すべて硬貨専用)
- 500円の中:2個(すべて硬貨専用)
- 700円の大:2個(すべて硬貨専用)
- 3時間まで200円(以後24時間ごとに400円)の小:8個
- 3時間まで300円(以後24時間ごとに500円)の中:7個
- 3時間まで500円(以後24時間ごとに700円)の中:7個
左側の濃い灰色のコインロッカーは硬貨専用で従来どおりの課金方法。右側のコインロッカーは時間制で硬貨のほかに千円札とPiTaPaを除く交通系ICカードが利用できます。
大型のコインロッカーもあるので、大きいスーツケースの預け入れも可能です。数は少ないですが、利用時間に応じて利用するロッカーが選べるのがいいですね。
【改札外】2階入谷通路[J69忍]
JR上野駅の北東にある入谷口と南東2階にある東上野口をつなぐ通路は、入谷通路と呼ばれています。
この入谷通路から3階にある入谷改札への階段・エスカレーターのところにコインロッカーがあります。
- 400円の小:24個(一番右上は使用不可)
- 700円の大:8個
大型のコインロッカーがあるので、大きいスーツケースも入れられそうですね。
こちらのコインロッカーは硬貨専用です。
近くに両替機はないので、あらかじめ小銭を用意しておくか、エスカレーターをあがったところ、3階入谷改札前の千円札も使えるコインロッカーを利用しましょう。
【改札外】3階入谷改札前
公園改札の反対、3階南東側には入谷改札があります。改札を出た正面にコインロッカーが設置されています。
- 300円の極小:5個
- 400円の小:18個
- 500円の中:5個
- 700円の大:2個
こちらにも大型のコインロッカーがあるので、大きいスーツケースも入れられそうですね。またこちらには、小型のコインロッカーを縦に三等分したくらいの、極小サイズのコインロッカーもあります。
支払い方法は、硬貨のほかに千円札とPiTaPaを除く交通系ICカードが利用できますよ。
2階入谷通路[J69忍]のコインロッカーが硬貨専用で小銭を持っていない場合は、エスカレーターを上がったところにあるこちらのコインロッカーを利用するといいですよ。
【改札外】3階パンダ橋口
入谷改札近くにはもう1ヶ所、パンダ橋口にコインロッカーがあります。
- 400円の小:16個
- 700円の大:4個
大型のコインロッカーがあるので、大きいスーツケースも入れられそうですね。
支払い方法は、硬貨のほかに千円札とPiTaPaを除く交通系ICカードが利用できます。
コインロッカーの予約や空き状況の確認もできる
改札内の1階中央改札内[中央改札71]と中2階しのばず口連絡通路内[忍36]、そして改札外の地下通路内[地下1]の一部と1階中央改札外浅草口ロッカールーム[K]に、青色のコインロッカーがあります。
これらは「To Locca(トロッカ)」と呼ばれるスマホから予約できるロッカーです。
- Sサイズ(小):1時間ごとに100円(1日の最大料金1,000円)
- Mサイズ(中):1時間ごとに150円(1日の最大料金1,500円)
- Lサイズ(大):1時間ごとに200円(1日の最大料金2,000円)
※荷物の出し入れができない24時〜6時の料金は発生しません
ロッカーにあるQRコードまたは「JR東日本アプリ」からアクセスし、初回の会員登録をした上で利用することができますよ。
また「To Locca」のサイトや「JR東日本アプリ」からは主要駅コインロッカーの空き状況確認もできるので、上手に活用しましょう。
JR上野駅のコインロッカーを使うときの注意点
JR上野駅のコインロッカーは、1階中央改札外浅草口コインロッカールームが6時〜24時なのを除き、初電から終電まで利用できます。
2022年9月現在、初電は4時30分、終電は0時46分となっていますよ。
最大で3日間利用が可能で、午前2時を過ぎると1日分の料金が加算されます。
「To Locca」は1時間ごと、時間制のコインロッカーは3時間経過の後、24時間ごとに料金が加算されます。
通常のコインロッカーは4日目以降、「To Locca」と時間制のコインロッカーは72時間を過ぎると別の場所に移され、預入日から30日間保管の後処分されるので注意しましょう。
近くのコインロッカー
JR上野駅のコインロッカーが空いていない場合は、東京メトロ上野駅のコインロッカーを利用しましょう。
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