再調査日:2024年9月3日
更新日:2024年6月26日
博多駅は山陽新幹線・九州新幹線・博多南線のほか、九州島内各地へ向かう在来線、地下鉄空港線が集まる九州最大のターミナル駅です。

駅ビルにはアミュプラザ・博多阪急・東急ハンズ、マイング博多駅名店街、地下には博多駅地下街、博多1番街、駅に隣接して博多バスターミナルやKITTE博多など多くの商業施設があります。
周辺施設を楽しむのはもちろん、新幹線・在来線・高速バス等で博多駅に到着し、地下鉄やバスで天神やキャナルシティ、福岡PayPayドームなどへの移動の際、大きい荷物を預けておきたいと思うことも多いのではないでしょうか。
ここではJR博多駅にあるコインロッカーの場所・料金・サイズ・スーツケース対応状況を紹介します。
JR博多駅のコインロッカーは全部で15ヶ所
JR博多駅のコインロッカーは、改札内の中2階に1ヶ所、改札外の1階に11ヶ所、半地下の中1階に1ヶ所、2階に1ヶ所、3階に1ヶ所の計14ヶ所です。
主に在来線側にあるJR九州が管理するコインロッカーと主に新幹線側にあるJR西日本が管理するコインロッカーがあり、それぞれに配置案内図はありますが、すべての場所が記載されたものはないので注意しましょう。

改札内のコインロッカーを紹介した後、改札外のコインロッカーを新幹線側の筑紫口から博多口の順に紹介します。
JR博多駅は、外国人も含めた観光客がとても多いので、コインロッカーの空き状況が良くないときもあり、目立つ場所だと全部使われていることもあります。
なお一部のコインロッカーはリアルタイムで空き状況の確認ができるQRコードが貼られています。

北改札内中二階東通路(JR九州管理)
北改札内の中二階にある東通路内にコインロッカーが設置されています。
写真は撮れていないので、文字情報のみとなります。
- 500円の小:8個
- 800円の中:7個
- 1,000円の大:7個
大型のコインロッカーがあるので、大きいスーツケースでも大丈夫ですね。
支払い方法は硬貨のほかに千円札とPiTaPaを除く交通系ICカードが使えますよ。
出し入れ可能時間は始発から終電までです。最大3日間の利用が可能で、24時を過ぎると1日分の料金が加算されます。
4日目以降は別の場所に移され、30日間保管の後処分されるので注意しましょう。
筑紫口1階外(JR西日本管理)
筑紫口を出て左にコインロッカーが2つあります。駅舎側にあるコインロッカーは、JR西日本の管理となっていて、コインロッカー自体が黄色と青で縁取られています。


- 400円の小:22個
- 500円の中:12個
- 600円の中:17個
- 700円の大:5個
- 700円の大(横幅長め):4個
- 1,000円の特大:4個
400円の小より少し大きめで600円の中よりも小さめな500円のコインロッカーがあるのが特徴です。700円の大(横幅長め)や1,000円の特大も揃い、大きいスーツケースにも対応します。
支払い方法は硬貨のほか、千円札とPiTaPaを除く交通系ICカードの利用が可能です。
こちらは24時間出し入れ可能です。最大3日間の利用が可能で、午前0時を過ぎると1日分の料金が加算されます。
4日目以降は別の場所に移され、30日間保管の後処分されるので注意しましょう。
筑紫口1階外(JR九州管理)
JR西日本管理のコインロッカーとみやげもん市場の入口を挟んだ場所にあるコインロッカーで、こちらはJR九州の管理となっています。

- 500円の小:22個
- 800円の中(縦幅狭め):6個
- 800円の中:6個
- 1,000円の大:6個
支払い方法は、硬貨と千円札のほかにPiTaPaを除く交通系ICカードの利用が可能です。
こちらも24時間出し入れ可能です。最大3日間の利用が可能で、午前0時を過ぎると1日分の料金が加算されます。
4日目以降は別の場所に移され、30日間保管の後処分されるので注意しましょう。
デイトスアネックス内
フロアマップや掲出の案内図に書かれておらず、空き状況検索ページだけに記載があるのですが、筑紫口の「デイトスアネックス」の1階にもコインロッカーが設置されているようです。
写真がないので情報のみとなります。
- 小:2個
- 大:10個
筑紫口1階出入口構内(JR西日本管理)
筑紫口の1階出入口入ってすぐのところにあるコインロッカーです。

- 400円の小:12個
- 600円の中(縦幅狭め):10個
- 600円の中:9個
- 700円の大:16個
- 700円の大(横幅長め):3個
- 1,000円の特大:3個
支払い方法は硬貨のほか、千円札とPiTaPaを除く交通系ICカードの利用が可能ですよ。
出し入れ可能時間は5時〜24時までです。
最大3日間の利用が可能で、午前0時を超えると1日分の料金が加算されます。
4日目以降は別の場所に移され、30日間保管の後処分されるので注意しましょう。
新幹線のりばに近いこともあり、数が多いのにもかかわらず取材時はすべて埋まっていました。先に紹介した筑紫口外、もしくはこの後紹介する日本旅行横のコインロッカーを利用しましょう。
筑紫口2階手荷物預かり所「Crosta博多」
筑紫口の2階新幹線ひかり広場口には手荷物預かり所「Crosta博多」があります。

- 小:800円
- 大:1,000円
- 周辺ホテルへのキャリーサービス:1,500円
(ANAクラウンプラザホテル福岡、グランドハイアット福岡、THE BLOSSOM HAKATA Premier、ザ・リッツ・カールトン福岡、西鉄グランドホテル、ヒルトン福岡シーホーク、ホテルオークラ福岡、ホテル日航福岡、ホテルニューオータニ博多、都ホテル博多 ※2024年6月25日現在)
また「Crosta新大阪」で荷物を預かり「Crosta博多」や上記のホテルに荷物を配送してくれるサービスもあり、大きい荷物を持って移動することがなくなるので楽になりますね。
営業時間は9時から20時までで年中無休です。
筑紫口2階ひかり広場コインロッカールーム(JR西日本管理)
手荷物預かり所「Crosta博多」の右側にはコインロッカールームがあります。

- 400円の小:42個
- 600円の中(縦幅狭め):8個
- 600円の中:12個
- 700円の大:8個
- 700円の大(横幅長め):20個
- 1,000円の特大:20個
大型、特大のコインロッカーがあるので、大きいスーツケースでも大丈夫ですね。
支払い方法は硬貨のほかに千円札とPiTaPaを除く交通系ICカードが使えます。
出し入れ可能時間は5時40分〜24時30分までです。
最大3日間の利用が可能で、午前0時を超えると1日分の料金が加算されます。
4日目以降は別の場所に移され、30日間保管の後処分されるので注意しましょう。
筑紫口1階日本旅行横(JR西日本管理)
筑紫口のコンコースを博多口方面へ進み、右側にある日本旅行を通り過ぎたところに細い通路があり、そこにコインロッカーがあります。



- 400円の小:6個
- 500円の中:56個
- 600円の中:45個
- 700円の大:42個
- 700円の大(横幅長め):9個
- 1,000円の特大:9個
博多駅の中でもかなり数が多いコインロッカーです。700円の大や1,000円の特大ならスーツケースも入りますね。
ただ少し通路が狭いので出し入れの際は気をつけましょう。
支払い方法は硬貨のほか、千円札とPiTaPaを除く交通系ICカードの利用が可能です。
出し入れ可能時間は5時〜24時30分までです。
最大3日間の利用が可能で、午前0時を過ぎると1日分の料金が加算されます。
4日目以降は別の場所に移され、30日間保管の後処分されるので注意しましょう。
筑紫口1階コンコース(JR九州管理)
日本旅行の向かい側にもコインロッカーがあります。

- 500円の小:52個
- 800円の中:6個
- 1,000円の大:4個
支払い方法は硬貨のほか、千円札とPiTaPaを除く交通系ICカードの利用ができますよ。
出し入れ可能時間は5時〜24時30分までです。
最大3日間の利用が可能で、午前0時を過ぎると1日分の料金が加算されます。
4日目以降は別の場所に移され、30日間保管の後処分されるので注意しましょう。
デイトス中1階地下鉄連絡口(JR九州管理)
デイトスの地下1階と地下鉄博多駅筑紫口への階段とをつなぐ連絡通路にコインロッカーがあります。


- 400円の小:26個
- 600円の中:16個
- 700円の大:12個
支払い方法は硬貨のほか、千円札とPiTaPaを除く交通系ICカードが利用できます。
出し入れ可能時間は7時から24時までで、午前0時を過ぎると1日分の料金が加算されるので気をつけましょう。
最大3日間の利用が可能で、4日目以降は別の場所で30日保管された後処分されます。

コインロッカーがある踊り場部分をエスカレーターは通過してしまうので、残念ながらコインロッカーの利用にはどの方向からも必ず階段でのアクセスになってしまいます。
とは言え地下鉄にもJRにも近い場所で立地は良いので、それほど重くない荷物ならこちらを利用するといいですよ。
マイング1階筑紫口側通路ヤマト横(JR九州管理)
1階北改札口横筑紫口側の通路をまっすぐ進むとマイング横丁の案内板が見えてきます。
その右手にあるヤマトの横にあるコインロッカーです。




- 400円の極小:20個
- 500円の小:78個(うち9個は千円札・交通系ICカード対応)
- 800円の中:55個(うち3個は千円札・交通系ICカード対応)
- 1,000円の大:86個(うち3個は千円札・交通系ICカード対応)
- 1,200円の特大:10個
800円の大、1,000円の特大はスーツケースも入れることができますよ。ただし奥まった場所にあり、通路も狭いので混雑時は出し入れに時間がかかる可能性があります。時間に余裕をもって利用しましょう。
入口近くの極小20個、小9個、中3個、大3個だけが硬貨、千円札とPiTaPaを除く交通系ICカードの利用が可能で、それ以外は百円硬貨専用です。
奥に千円札と五百円硬貨用の両替機が設置されているので、小銭がない場合はこちらを利用しましょう。
出し入れ可能時間は、6時から24時までです。24時を超えると1日分の料金が加算され、最大3日間利用できます。
4日目以降は別の場所に移動され、30日間保管された後処分されます。
隣のヤマトでも1個1,000円で荷物を預かってくれます
コインロッカーの隣にあるヤマトでも1個1,000円で預かってくれます。利用可能時間は8時から19時30分までです。
博多口1階アミュプラザ横通路(JR九州管理)
博多口1階アミュプラザ横の通路にもコインロッカーがあります。



- 500円の小:32個
- 800円の中(縦幅狭め):5個
- 800円の中:36個
- 1,000円の大:17個
1,000円の大であればスーツケースも入れられそうですね。
支払い方法は硬貨のほかに、千円札とPiTaPaを除く交通系ICカードが利用できますよ。
出し入れ可能時間は5時から24時30分までです。24時を超えると1日分の料金が加算され、最大3日間利用できます。
4日目以降は別の場所に移動され、30日間保管された後処分されます。
こちらにはスマホで予約できるスマートロッカー「SPACER」も設置
なおこの場所にはスマホで予約決済ができるスマートロッカー「SPACER」も設置されています。

- 3時間ごとに200円(24時間最大600円)の小:41個
- 3時間ごとに400円(24時間最大1,000円)の大:12個
利用には専用のアプリが必要です。ロッカーのQRコードからダウンロードしましょう。

硬貨、千円札での支払いはできず、アプリに紐付いたクレジットカード、キャリア決済、LINE Pay、PayPay、モバイルSuicaのいずれかでの決済となります。
出し入れ可能時間は5時〜23時で、最大で7日間まで利用ができますよ。それ以降は別の場所で保管されます。
このロッカーは時間料金制で、あくまで預け入れた時間から何時間経ったかで料金が決まるので、3時間以内の利用や日をまたぐ利用ではお得になることもあるので、うまく活用しましょう。
博多口1階アミュプラザ横通路内コインロッカールーム(JR九州管理)
博多口1階アミュプラザ横通路のコインロッカーの向かい側にはコインロッカールームが設置されています。
写真がないので文字情報のみとなります。
- 500円の小:53個
- 800円の中:12個
- 1,000円の大:6個
支払い方法は硬貨のほかに、千円札とPiTaPaを除く交通系ICカードが利用できますよ。
出し入れ可能時間は5時から24時30分までです。24時を超えると1日分の料金が加算され、最大3日間利用できます。
4日目以降は別の場所に移動され、30日間保管された後処分されます。
博多口1階外(JR九州管理)
博多口を出て右。2階のデッキへ向かうエスカレーターのたもとにコインロッカーがあります。

- 500円の小:15個
- 800円の中:26個
- 1,200円の特大:2個
1,200円の特大はスーツケースも大丈夫ですね。
支払い方法は百円硬貨のみです。
こちらは24時間出し入れが可能です。24時を超えると1日分の料金が加算され、最大3日間利用できます。
4日目以降は別の場所に移動され、30日間保管された後処分されます。
博多口2階デッキ(スマホ専用予約制ロッカー「SPACER」)
博多口2階デッキを博多バスターミナル方面へ向かうと、渡る手前右側にスマホ専用予約制のSPACERがあります。

- 小(3時間ごと200円・24時間最大600円):33個(うち9個は少し小さめ)
- 大(3時間ごと400円・24時間最大1,000円):3個
小は通常タイプのものより少し小さめですね。
利用には専用のアプリが必要です。ロッカーのQRコードからダウンロードしましょう。

硬貨、千円札での支払いはできず、アプリに紐付いたクレジットカード、キャリア決済、LINE Pay、PayPay、モバイルSuicaのいずれかでの決済となります。
出し入れ可能時間は5時〜23時で、最大で7日間まで利用ができますよ。それ以降は別の場所で保管されます。
このロッカーは時間料金制で、あくまで預け入れた時間から何時間経ったかで料金が決まるので、3時間以内の利用や日をまたぐ利用ではお得になることもあるので、うまく活用しましょう。
【穴場】博多シティ3階改札口横(JR九州管理)
博多口3階にある「博多シティ3階改札口」の近くにあるコインロッカーです。(アミュプラザ内)
利用度が低いようで、ほかのコインロッカーにも案内図が貼られていました。博多駅だと穴場のコインロッカーではないでしょうか。

博多シティ3階改札口に段差なくアクセスできるので、案内図にもあるとおりJRの在来線や新幹線を利用するのに便利ですよ。


- 500円の小:38個(うち32個は百円硬貨専用)
- 800円の中(縦幅狭め):20個 (うち17個は百円硬貨専用)
- 1,000円の大:64個(うち33個は百円硬貨専用)
支払い方法は一部のロッカーで硬貨のほかに千円札とPiTaPaを除く交通系ICカードが使える以外は、百円硬貨のみとなります。千円札の両替機が設置されているので小銭がない場合はこちらを利用しましょう。
出し入れ可能時間は、9時30分から21時30分までと短くなっているので気をつけましょう。
JR博多シティ営業時間中は館内のエスカレーター・エレベーターでもアクセスできるので、お買い物をして新幹線や列車で帰る時に使うと便利ですね。
また、9階と10階は3時間以内であれば無料で使えるコインロッカーもあります。詳しくは以下のページでまとめました。

JR博多駅のコインロッカーを使う時の注意点
JR博多駅の新幹線側はJR西日本が、在来線側がJR九州が管理しています。コインロッカーの管理も同様で、場所により出し入れ可能時間や問い合わせ先が異なるので気をつけましょう。
見分け方はICカードのタッチ部分にICOCAの記載があればJR西日本管理。それ以外はJR九州管理となります。
コインロッカーを予約できる方法はある?
JR博多駅のコインロッカーを使いたいとき、事前に予約できたらいいなと思いますよね。
しかし、博多駅に設置されているコインロッカーは博多口1階アミュプラザ横通路と博多口2階デッキの「SPECER」を除いては予約できません。
ただ、エクボクロークという荷物預かりサービスを使うのであれば事前に予約できますよ。駅から少し移動する面倒さはありますが、確実に荷物を預けたいときに使えます。
参考:博多駅周辺でエクボクロークを使って手荷物預かりできる場所
空きがないときに!JR博多駅周辺のコインロッカー情報


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